スガマ行政書士事務所

事例

• • 相続全般 /
  • 遺産分割 /
  • 遺言書

  複数の相続人が遠方に住んでいた遺産分割協議の事例

  相談内容

  被相続人には妻と４人の子どもがいましたが、それぞれが京都、大阪、山口と遠方に住んでおり、直接面談して遺産分割協議を進めることが難しい状況でした。さらに、法定相続分や財産の分配について一部意見が食い違っており、協議が難航する懸念がありました。
  また、被相続人の生前の財産管理が不明瞭であったため、不動産の調査が必要となり、手続き全体の煩雑さが増していました。

  解決

  まず、相続人全員の同意を得た上で、当事務所が相続関係説明図を作成しました。その後、不動産の登記簿謄本を収集し、全財産をリスト化して相続人全員に共有しました。
  遺産分割協議については、相談者の方から被相続人の方全員に対して、当事務所で作成した資料をお渡しいただきました。
  その後、被相続人の方の要望に沿ったアドバイスを行いました。
  最終的に、遺産分割協議書を作成し、全員から署名・押印をいただきました。

  ポイント

  相続人全員が忙しい中でもスムーズに協議を進めるため、進捗報告をメールで行い、時間的負担を軽減しました。
  必要書類の収集から遺産分割協議書の作成まで一貫して対応し、依頼者の負担を最小限に抑えました。
  問題解決には約2カ月を要しましたが、迅速かつ適切な対応により相続人全員が満足のいく結果を得ることができました。