ハートランド税理士法人　五反田オフィス

事例

• • 相続全般 /
  • 遺産分割 /
  • 遺言書

  不動産が多い事案で根抵当権が抹消しないように早めに遺産分割を整え、相続登記を完了させる必要があった。

  相談内容

  土地を５０筆ほど所有する大地主である夫が亡くなり、相続人は奥様と子１名である。財産額が２０億円を超えており、先方の要望は「できる限り税負担を減らすこと」と「根抵当権が抹消しないよう早めに分割協議を終えて相続登記したい」とのことであった。結果として、相続発生から４ヶ月後に分割協議書の作成と相続登記を完了できた。

  解決

  奥様も多額の資産をお持ちであったので、２次相続を踏まえた遺産の分け方を提案した。また、自宅売却はしない、自宅承継者が決まっていることから、配偶者居住権を活用した節税策を提案した。加えて、当初より相続登記期限を司法書士に伝えて、進捗状況を見える化するなど連携を密にした。

  ポイント

  土地の筆数が多く、財産評価作業に時間がかかるので、事前に相続登記完了までの工程表を作成し、いつまでに何を完了させるかを弊社・司法書士・お客様間で情報共有した。