MSJ行政書士事務所

事例

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  相続した実家の売却に向けて遺産分割協議書を作成した事例

  相談内容

  千葉県我孫子市にお住まいのH様（50代の兄妹）より、「昨年亡くなった父が残した家と土地の扱いに困っている」とご相談をいただきました。実家は築40年を超えており、兄妹で「いずれ売却しよう」と話し合ってはいたものの、相続の手続きが分からず、数か月放置していたそうです。
  
  そんな中、妹様のもとに役所から固定資産税の通知が届き、「私が払うの？持ち主ってどうなってるの？」と不安になり、当事務所に相談に来られました。

  解決

  まず、相続の基本的な流れと手続きについて丁寧にご説明しました。お話を伺うと、兄妹間で「兄がすべてを相続して売却を進める」という合意ができていたため、具体的には遺産分割協議書の作成が必要でした。
  
  協議書のドラフトを作成し、戸籍謄本や印鑑証明書の取得方法もご案内。郵送でやり取りができるよう手順を整備し、兄妹ともに自宅で署名・押印を済ませていただきました。登記については、お兄様の知人である司法書士に依頼され、手続きもスムーズに進行。数週間で協議書が整い、売却の準備も本格的にスタートできる段取りが整いました。

  ポイント

  ・兄妹間で相続の方針がすでに決まっていたため、内容のすり合わせがスムーズに進んだ
  ・「何をしたらよいか分からない」という漠然とした不安を、手続きの流れや必要書類の説明で明確化
  ・署名・押印は郵送対応で、時間や移動の負担を軽減
  ・役所からの通知に焦った妹様も、相談後は「順序立ててやれば進められる」と安心
  ・お兄様の知人の司法書士とも連携し、登記まで見通しのついたワンストップ対応